スポーツ講演会
2011年 02月 11日
(有)フクオカ ストレングス&コンディショニングセンター代表取締役「片井 忠」氏。
演題は「スポーツ栄養学」「メンタル・トレーニング」
私も鴻太朗の野球練習後参加し、前半の部分は聴けませんでしたが約1時間イイ話しを聴くことができました。(感謝!)
内容を少し、
◎スポーツ栄養学
○身体造りの基本は日常の食事
○精進料理とマクロビオティックに見られる共通点
○子供と大人との食生活に気をつける違いについて
○疲労回復とスタミナアップ
◎メンタル・トレーニング
○スポーツは 技術=1 体力=2
しかし体力と技術を包括するのはメンタル
○勝負で勝つ3要素 モチベーション コンセントレーション リラクゼーション
①モチベーションを高める(やる気)
②コンセントレーションを高める(集中力)
③リラクゼーション
◎実践!!メンタルトレーニング
①呼吸を使って戦いに備える(サイケアップ)
呼吸を使ってリラックスする(カームダウン)
②メンタルリハーサル
③目標設定(自分用とチーム用)
④心のサポーターを持つ
⑤敵を知り己を知れば100戦危うからず
このようなことを柱に、解りやすく実践を交えながら話され、私もそれぞれの立場{高校(鹿児島実業)から本格的に相撲を始め、大学(近畿大学)社会人(実業団・国体等)と相撲をとおして「選手」「監督」「保護者」を経験}から話を聞くことができ、共感、納得できる、すぐにでも実践できる、効果が出そうなイイお話しでした。
トップレベルになればなるほどメンタルの部分は重要です。
「努力に勝る天才なし」という諺がありますが「気力に勝る天才なし」が私の持論です。
もちろん努力(稽古)なしでは語れませんが・・・。
勝負は当日は勿論ですが1日前、1週間前、1ヶ月前から始まっています。当日にベストコンディションで望むには「稽古をする」「体調を整える」「モチベーションを上げる」「身体を休める」社会人では「酒を控える(笑)」など、どれも「気力(=精神力)が必要です。
さらにベストコンディションで望んでも「気力(=精神力=集中力=気迫=勝欲)」が充実していないとトップレベルでは勝てない(経験者談)・・・
それだけ「気力」は重要だと思います。
講演の話しと私の経験を基に・・・
鴻太朗や眞子には
◎はっきりとした目標を持たせる→動機付
※目標を具体的にする。
少しがんばれば出来そうな具体的な目標。紙に書く(目に触れるところに貼る)→意識付
相撲始めた高校1年の頃・・・(当時、体重58kg)
稽古がつらく、先輩への対応がいやで、毎日、やめたいと思っていた時に、私の様子に気づいた監督が私を呼んで一言、「目標はなんだ」。
やめたいとも言えず、「レギュラーになることです」と答えた。監督は「大きい目標だな」と言った後に「すぐにでも出来る小さなことから一つ一つクリアしなさい」と・・・
なんか目の前が明るくなったような開けたような気がして・・・
「体重5kg増、腕立て伏せ連続100回、○○に勝てるようになる」などの小さな目標を立て、クリアしたら次の目標・・・と、最後は、全国優勝も。
今は仕事にも置き換えて実践している。