大島高校野球部卒部式2016
2016年 08月 29日
卒部する先輩たちへ2年生からメッセージや寄せ書きが送られ,3年生それぞれが思い出や 夢などのメッセージがあった。
1.2年生と背番号がもらえなかったが,自己練習をやって認められ,3年生になって初めてレギュラーとなってうれしかった・・・
3年間1度も背番号がもらえなかったが,チームのために頑張った・・・
僕は家庭的に恵まれなかったが,いろんな人の支えがあり頑張れた。夢は僕のような子どもたちをサポートできる仕事がしたい・・・
自然と涙が出た。
最後に塗木監督からのメッセージを紹介したい。
3年生卒部おめでとうございます。保護者の方も3年間いろんな思いがありながら高校野球に携わってきたと思いますけれど本当にお疲れ様でした。
お母さん方は洗濯の量が少なくなって寂しいんじゃないかという思いもあるんですけど・・・またこれから子どもたちが社会に出て成長していく姿をまた親として見ていただきたいなと思います。
3年生に最後贈る言葉なんですが・・・
自分の人生の中で,教員としても親としても野球を指導する中で一つ「座右の銘」としている言葉があります。「啐琢同時:そつたくどうじ」ということなんですけど
啐琢ということはどうゆうことかというと卵の殻の中でヒナが入ってますね・・・そのヒナがかえるときにヒナがコンコンコンと卵の内側から合図を送る・・・その合図に親鳥がコンコンコンとタイミングよく答えてあげると卵の殻が割れてうまくヒナがかえるんです。結局「時期とタイミング」ということですけど・・・
3年生がこれからまた一人の人間として,大人として社会に出ていくことがあると思います。
その中で悶々とする日々もあるし,うまくいかない日もある・・・だけどその時に今自分変わりたいんだと成長しているよということを内側からきちっとアピールしてください。
その時に君たちがまた,そのなかで君たちを支えてくれる人間まわりの人たちがコンコンコンという合図を君たちに送ってくれる時があると思います。その時にまた一つの大きな殻が破けてくるんじゃないかなぁという風に思います。
まだ18歳の野球で言えば2回表裏が終わったぐらいですかね3回か4回くらいかな・・・
ここまでの差はこれからの中盤,終盤の攻めで大きく入れ替わります。
高校3年間の中で得たことは君たちの人生の中でのバックボーンとなっていると思います。
その中で,何かつらいことがあれば,あの時俺頑張れたよな,あの時こんないいことがあったよなということを思い出しながらこれからの人生頑張ってもらいたいなと思います・・・。
先ほど渡辺先生からもありましたけれどみんなが成長した姿をまた見せてください・・・
みんなが成長する姿を見ることはですね私たち教員にとっては非常に自信になるし財産になるしまた自分も頑張ろうということは君たちから得られる。
自分も教え子の結婚式であったりいろんな形で呼ばれるて行くんですけれどその中で得られることは本当に教え子から得られるもののほうが多い,本当に教え子から学ぶことがまた多いなと感じます。君たちも帰ってきて僕たちにいろいろ教えてください。
よろしくお願いします。
とのメッセージであった。
親であり,相撲クラブの指導者,いろんな立場の私の心の中にタイムリーに届いた・・・
卒部生の前途に幸あれ!!